02/19 ムーンライズ・キングダム

シネマライズにて。
1965年、アメリカの小さな島で行なわれていたボーイスカウトのキャンプ地から、12歳の少年が姿を消す。少年は少女と草原で落ち合い、2人は愛の逃避行へ繰り出す。残された大人たちとボーイスカウトの子供達は2人を追うが…と言うポップでシュールで不思議なお話。
はじめは観に行くつもりはなかったんだけど、大好きな映画ブログの中の人が絶賛していたので会社帰りにホイホイと行ってきました。
全編に溢れるポップな色合いもすごくかわいかったのですが、何よりも常に水平・平行を意識したような画面の構成がすごく面白かった〜。女性向け映画っぽい広告展開だけど、撮り方なんかは男性が見ても面白いんじゃないかなあ。そんな画面で展開するドタバタ劇だったので、なんだか飛び出す絵本を見ているかのようでした。
「この警部、めっちゃブルースウィリス」に似てるなあ…って思ったらご本人だったでござる。

映画のあとは、J.S.BURGERでごはーん。22時近くにこんなものを食べてしまった…。ほんとうはクアアイナに行きたかったのだよー。あのがっつりアボカドが食べたかったの!でもこれはこれでうまうまでした。
以下ネタバレ。
そんな絵本のようなお話だったのだけども、射抜かれた犬の映像にはハッとなったり、主人公の境遇がなんとも悲しかったり、不思議なバランスの作品だったなあ。主人公が最後の最後に警官の手を握ってくれたのはほんっとうによかった。
同じ映画館で上映していた「ウェディング・ベルを鳴らせ!」を思い出したのはわたしだけじゃないはず!