01/09 ルビー・スパークス

シネクイントにて。19:20からの上映だったので、めっちゃ全力で向かったよ…!ゼェハァ!
19歳で天才小説家としてデビューしたカルヴィンだったが、それ以降一冊も書けずに印税暮らしを続けていた。まともに会話をするのは兄とセラピストとペットの犬だけの生活だったが、ある日、理想のガールフレンドを夢に見る。彼女のについてタイプライターで綴り始めると、今までのスランプが嘘のように筆が進む。しかし、ある朝目が覚めると自分が綴った物語通りのガールフレンドが自宅にいて…と言うお話。
ファンタジーかと思いきや、後半はちょっとこわいレベル。主人公がなんともネガティブと言うか、コミュ障と言うか、ヘタレと言うか…「情けない」の一言では片付けられないレベルのダメっぷりなのにイラつかないのは、彼が必死で夢中で生きてるからだろうなあ。「ああもうコイツは!」と思いつつもなんだかんだで主人公の幸せを願ってしまう…(^-^)
そうそうこちら、リトル・ミス・サンシャインの監督作品なのですよ!あの無口なお兄ちゃんをやっていた俳優さんが主人公を演じています。コミュ障を演じるのが上手すぎる…動きや視線の持って行き方がガチすぎる…。鑑賞後に知ったのですが、脚本はルビーを演じるゾーイ・カザンが監督に持ち込み、カルヴィンとルビーは実生活でも恋人同士らしい。なんかすごいな(笑)!