08/08 ダブル・ジョーカー

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

大戦中のスパイ養成機関「D機関」を描くシリーズ2作目。 1作目の「ジョーカー・ゲーム」と同じく短編集です。D機関のライバルである風機関が登場したり、結城大佐の過去が少しだけ明らかになったり…と、D期間中心に描いた前作より、少し広がりをもった印象。
近作もスタイリッシュな逆転が決まりまくって爽快です。「蝿の王」が面白かったなあ。こんな形の暗号もあるのかと目からウロコ。暗号とかスパイってなんだか妙に憧れてしまう…。
パラダイスロストも早く文庫化しないかなあ。楽しみー。