02/10 ダーク・フェアリー

新宿ピカデリーにて。ピカデリーのポイントが貯まりに貯まっていたので、1作品タダで見れたよ!ヤッタネ!
両親の離婚で心に傷を負った少女が主人公。建築家である父親に引き取られ、修復工事を行なっている屋敷で暮らすこととなった。屋敷には父親の恋人がいて、辛い思いをする主人公。ある日、屋敷の地下に行くと不思議な声に話しかけられる。友達になろうと話しかける声の主は、恐ろしい魔物だった…。と言うダークファンタジー
襲い来る魔物の正体はイギリスのトゥースフェアリーがモデル。子供が抜けた歯を枕の下に入れて眠ると、トゥースフェアリーがそれを引き取りに来て、代わりにコインやお菓子を置いてくれるってやつですね。しかし本作のトゥースフェアリーはそんな可愛さはなく、狂ったように人に襲い掛かります。映画館にこだまする子役の悲鳴、悲鳴、悲鳴。ダークファンタジー通り越してホラーって言うか、ホラーさえ通り越してパニック映画状態。
子供があんなに怯えてあんなに必死に訴えているのに、総スルーする父親の使えないことよ…。こういう映画にありがちの「さっさと逃げろよおおおお」と思うこと、多々。何故自ら死亡フラグを打ち立てて行くのか…!
以下ネタバレ。
図書館のシーンがセット的な意味ですごく良かった!海外の図書館って素敵だよなぁ…。図書館のあたりから謎解き的な流れになるのかと思ったのですが、最後まで力技バトルだったのが少々残念。あの魔物の出自というか、存在理由が解き明かされるのかとwktkしたのに…!
ラストは哀れな被害者にも見えるし、新たな加害者にも見えるので、他の人の解釈が気になるところ。
それにしても、ダメっぽい父親がひらりひらりと運だけで奇襲を避けていくのにわろた。