02/08 奇談蒐集家

奇談蒐集家 (創元推理文庫)

奇談蒐集家 (創元推理文庫)

タイトルに惹かれて読んでみた。オムニバス形式の安楽椅子探偵モノ。新聞の広告欄に掲載された「求む奇談、高額報酬進呈(ただし審査あり)」と言う募集を目にした人々が、町の片隅にあるバーを訪れる。バーで待つ奇談蒐集家を名乗る男と性別不詳の付き人にその話を語ると、謎は次々と解き明かされてしまい…。というお話。
奇談蒐集家と付き人のキャラが良かったなぁ。奇談蒐集家は木島日記の持衰さんみたいなイメージ。付き人はKOFの庵を弱体化したイメージ(笑)。どれも面白かったんですが、「冬薔薇の館」が印象的でした。すてきー。
以下、大オチのネタバレ。
オチがよかったー。フクロウ男を思い出しました。