08/17 スーパー!

新宿武蔵野館にて。わたしの映画鑑賞時の武蔵野館率の高さは一体何なのか…(笑)。
主人公は情けない中年男。そんな主人公は、ドラッグ依存からやっと立ち直った妻をドラッグ密売人に寝取られてしまう。泣き暮らしていた主人公だが、ある日、神の信託が下る。閃いた彼は手作りのコスチュームに身を包み、悪に鉄鎚を下すスーパーヒーローに変身。妻を救うことは出来るのか…?というお話。
このあらすじだとキック・アスっぽいなぁと思ってしまうんですが、キックアスのようなヒーロー感(情けないながらもなんだかんだで彼はヒーローだったと思う)は全くありません。行列に割り込んだ男をスパナでフルボッコ。さらに助けに入った女性までガツンと一発…と、正気の沙汰とは思えない狂いっぷり。
エレン・ペイジが可愛すぎる!テンション上がってキーキー喚いてる様がキチっぽくて良い(笑)。頭おかしいけどかわいい子だなぁなんて思い始めた矢先にあのエンドが彼女を襲うのだよ…!これは衝撃的だった。え、まじで?って一瞬フリーズしてしまうけど、現実はそんなもんかもなぁと思ったり。
決戦シーンは飛び交う銃弾に血飛沫、と言う有様ではありますが、コミカルに描かれているのでサラリと観れます。アメコミちっくなオープニングもとってもかわゆい!
ラスト付近の密売人の「俺を殺して世界は変わるのか?」が印象的でした。