荒野 12歳 ぼくの小さな黒猫ちゃん

荒野 12歳 ぼくの小さな黒猫ちゃん (文春文庫)

荒野 12歳 ぼくの小さな黒猫ちゃん (文春文庫)

基本的にあんまり作者買いはしないんだけど、桜庭さんの描く少女が好きすぎて購入。3ヶ月連続刊行の第1巻目でございます。
鎌倉で小説家の父とお手伝いさんと3人で暮らす中1女子、「荒野」が主人公。彼女の視点で描かれる家族や学校生活がなんとも甘酸っぱい。リアルに「ちょっと男子ー!」な世界です。かわゆい。青春教養小説と言うのだろうか。少女マンガを地で行く展開だけど、ベタベタにならないのは流石。
舞台が鎌倉と言うのも個人的には嬉しいー。高校3年間、横須賀線ユーザーだったので知ってる場所がたくさんなのです。2巻発売は2/10!楽しみー。