めぐらし屋

めぐらし屋 (新潮文庫)

めぐらし屋 (新潮文庫)

父の遺品を整理していた時に「めぐらし屋」と題されたノートを見つけた主人公。めぐらし屋宛の電話を取ってしまったのをきっかけに、めぐらし屋とは何なのかを探っていくお話。登場人物や文章表現もほっこりと優しい味わいがあります。
…なのですが、終始のんびりゆったり。そんなまったりペースに慣れないうちはやきもきしてしまうんだけど、だんだんのんびり読めるようになったような…。でもやっぱりわたしはホラーだとかミステリーだとかの方が向いている(笑)。