冷たい校舎の時は止まる(上)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

久し振りのbookカテゴリ更新。更新溜まり過ぎててやばいでござる。
誰もいない校舎に閉じ込められた高校生たち。文化祭の最終日に出た自殺者は、この中の誰か1人だったはず…と言うことに気付くものの、それが誰かが思い出せない。ちょいとファンタジー寄りのミステリー、そして青春風味な感じ。この作者の書く女子の友情が怖いんだけど、妙にリアルだ…。
登場人物に著者と同じ名前の人がいるのが気になって気になって。特に珍しいことではないけど、狂言回し的なポジションではなく、完全にヒロインポジのキャラクターなのでなんだか微妙な気持ちになったり…。