笑わない数学者

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

数学者・天王寺博士の住む三ツ星館で行われるクリスマスパーティーに訪れた犀川と萌絵。萌絵のリクエストにより天王寺博士は12年前と同じように庭の石像を消してみせた。翌朝、石像は再度現れ、さらに死体も発見され…的なストーリー。
オリオン像のトリックが拍子抜けするほど簡単で、この流れはいかがなものかと思ったら、オチが秀逸だった！ラストに大満足です。1作目の次に好きだなーと思ったんですが、この作品は2作目として書かれていたのね。ということは、個人的感想としては現状、1作目＞2作目＞3作目なわけでっ…！次を読むのがなんだか怖い（笑）。