砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

ニートの兄を抱えて母親と3人で暮らしている女子中学生が主人公。そんな主人公のクラスにやってきた転校生・海野藻屑。とんでもない名前の転校生は「自分は人魚だ」などと口走り、何故か主人公に懐く。物語はそんな藻屑の遺体が山中から発見されたと言う新聞記事から始まります。
一気に読みきってしまったー。元はラノベジャンルだったものが新装丁にて発行された模様。地の文が「パンプス履いた」とか、そんな表現が多発していてとんでもなく落ち着かない…。中学生の女の子の1人称なので自然と言えば自然なのかもですが、そういう部分が気になってしまうー。でもおもしろい(笑)
どうしようもないくらい救いのない青春小説。読み終わったあと、プラのアローンアゲイン、ワンダフルワールドが聴きたくなった。

意地悪なワンダフルワールド。