01/03 レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル~サウンドトラック

レ・ミゼラブル~サウンドトラック

横須賀HUMAXシネマズにて。よ、横須賀の映画館だというのに満員御礼だった…!こんなのチャーリーとチョコレート工場以来だよ…!
パンを盗んだ罪で19年もの間投獄されていたジャン・バルジャン。老司教に出会ったことをきっかけに改心し、市長にまで上り詰める。やがてある女性と知り合い、娘を託されるが、ジャン・バルジャンを知る警官に姿を突き止められてしまい…と言うお話。元はフランスの大河小説で、日本では「あゝ無情」として翻訳出版されています。今はミュージカルとしての方が有名なのかな?
舞台も本も手にとってこなかったので、完全に初見です。「ジャン・バルジャンは死んだ!」って台詞と、司教の銀食器を盗むシーンだけ知ってた感じ。全編ミュージカル仕様なのにはあんまり違和感はなかったなぁ。
バルジャンよりもジャベールに共感してしまったわたしは一体…。暴動に参加する若者たちを目にしたり、ジャン・バルジャンの姿を見ることで彼の中の正義が揺らいでいって苦悩した結果、あのラストに繋がるんだなと思うとなんとも…。バルジャンは結局、自分のやりたいことだけを好き勝手やって逃げ回っているように見えてしまって、なんだかなあ。舞台で観るとまた違うんだろうけど、映画だと舞台よりもリアリティを求めてしまうのだろうか…。うーん、彼についてはいろいろと違和感が。
ラストの曲がすっごくよかったー。あと、民衆が不満を口にする曲も迫力があって好きでした。ミュージカル版もいつか観てみたいなあ。