08/01 ローマ法王の休日

ローマ法王の休日 [DVD]

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前法王の死去後、バチカンでは世界中から集まった枢機卿たちがコンクラーヴェを行い、新たな法王を選出しようとしていた。長い時間を経て、ようやく選ばれたのは、誰もが予想していなかったメルヴィルだった。そしてメルヴィルは民衆への挨拶の直前になって「無理だ」と言い残して逃亡してしまう。
予告を見て、これはもう行くしかないだろうと胸が高鳴りまくりだったのですが、予告ホイホイ映画でした…。何度も考えたけどあのオチをどう受け止めたらいいのかわからん…。でもあれを見て救われる人もいるんだろうなあとも思うけども…うーむ。
「法王はコンクラーヴェで選ばれる」と言うのは世界史の知識として知ってはいたけど、こんな感じなのねーとか、法王の生活や手続きが垣間見えたのは面白かったです。もちろんデフォルメはされていただろうけど、そういう意味ではすごく興味深かった。そして、法王も結局人間なんだなあと。枢機卿たちがバレーボールをやるシーンと、メルヴィルが泊まったホテルのフロントでの舞台のシーンがすごく好きー。
全然関係ない話だけど、前にバチカンに旅行したときに思いっきり迷子になってものすごい焦ってるときに、ローマ法王が部屋の窓から手を振っていて、「ウワアアア今それどころじゃねえええ」と思っていたわたしはキリスト教徒に土下座するべき。