01/17 睡蓮 TOUR THE DAWN@HEAVEN'S ROCKさいたま新都心 VJ-3


日曜の睡蓮ライブの感想です。ライブを観たその週のうちに感想くらいアップしたい、そんなことを思えるのは1月2月くらいなものですが極力継続したく…。

SET LIST
OPEN 18:30 / START 19:00

 
昼間
柘榴
鶏頭
 
月に泣く
それはもはや沈黙として
浸透して
 
葉陰行進曲
根ノ音ニタユタヘ
左手
 
月ノシュク
すきま
腐葉土
Magnolia
Spine

@センター寄り後方より。

HEAVEN'S ROCKははじめてだったのですが、路上におもむろにポツンとあってびっくりした(笑)!ちなみに北与野もはじめてだったので、プチ地方遠征気分を味わえました。北与野は予想以上に何もなかったけど、すごく大きい本屋さんがあったのでそちらを満喫。本屋大好きー。

●衣装
芍薬嬢:黒の膝丈のワンピースにヴェールつきのハット。髪はワッフルっぽくふわふわとアレンジ。
藤井氏:黒のシンプルなカットソー。途中から腕まくり。

ゆらゆら聴いていたので曲ごとの感想は難しいのですが、さらりと。

1曲目は昼間。低音がビリビリ響いてここちよいー。そして藤井氏、想定の範囲内ではあったけど闇に溶け込みすぎて全然見えない(笑)…!続いて柘榴。昼間からスルッと繋がってこの曲に入ったような気がするんだけどどうだっけな…。気付いたらふわっと石榴になっていたような。そして鶏頭。この曲、すごく好きなのですが、こんなに早い段階で聴けると思っていなかったのでびっくり。しゃんとしたり凛としたり、芍薬嬢の動きや視線がが素敵!

●MC

  • 芍「睡蓮です」
  • 芍「今日は何か、踊ってる方がたくさんいらして…楽しそう」ふふーって笑う仕草が可愛らしい。
  • 芍「客席を見ていたら、一緒に歌ってくれる人がいて泣きそうになっちゃいました」

それはもはや沈黙としての3拍子がたまらん…。この曲、歌詞がすごく日本的で好き。じっくり聴けて嬉しかったのであります。続いての浸透して、芍薬嬢のmixi日記によるとこの曲のあたりからイヤモニの調子が悪くなっていたようなのですが、個人的には今日のライブではこの曲がすっごい良いと思った…!

●MC

  • 芍「暑くないですか?大丈夫ですか?…暑い人ー」客席、ばらばらと挙手。薄着気味だったわたしでさえ暑かったので、ニットを着た方なんかはさぞかし暑かったのではないかと…。
  • 芍「(袖やPAのスタッフさんに向けて)なんとかなりませんかね…なんとか…あ、なんとかなるみたいです」→そしてフロアが快適に。生き返るー。

葉陰行進曲はやはりテンションが上がる。そして、葉陰行進曲→根ノ音ニタユタヘの流れがすっっっっごい良い!そういわれて見れば確かに良い流れなんだけど、うむうむこれはすごいイイ!これはいいセトリ…。そして続くは左手。どうしてもドラムに意識がいってしまう…。「いつもの左手」のところで敬礼っぽい動きを。そのあとの「〜左手」では皇族が手を振るような感じでお上品に掌をかざしてました。歌詞がちょっと、ん?と思ったのはこの曲のときだっけなあ…。音人のときだっけ、BLITZだっけ、そのときも左手でちょっと歌詞が飛んでたような気が。鬼門なのだろうか…。

●MC

  • 芍「埼玉ですね、埼玉の方はどのくらいいらっしゃいますか?」→ぱらぱらっと3割ほど挙手
  • 芍「それ以外の方は?」→たくさん挙手
  • 芍「ああ…埼玉でやる必要はなかった…?」
  • 芍「そんなことありませんね、埼玉でやらなくちゃね」
  • 芍「埼玉サイコー」くるうりと後ろを振り向いて次の準備に入りつつ、小声でお茶目な一言を。

そしてここからは腐葉土、Magnoliaの畳み掛けるような2曲が印象的でした。このあたり、一気に盛り上がる感じですごく良かった!そしてラスト、Spineでふわっと浄化されるような流れで、ああもうこれはたまりません。でも、Magnoliaの最初の声は流してるのね。アレを生でやるのかと思ってちょっと楽しみにしていたのですが…。

●アンコール

  • 拍手の拍子が徐々に揃い、ゆったりと登場する3名。ドラムに座るフジマキ氏。
  • 芍薬嬢、客席への御礼を述べたのちステージ袖をきょろきょろ。芍「スタッフさんも、…ああ、そういうのは最終日にやるんですかね、まだ始まったばかりですね」
  • 期待の拍手を受けるも、喋らないよ、と言う感じで手をパタパタさせる藤井氏。
  • 下手側のアンプから少し顔を覗かせた状態で暫く留まっていたものの、ひらりと手を振って去って行く藤井氏。
  • 芍「何か、ここだけの話なんですけど、毎回恒例になるのが嫌みたいなんです」というか、BLITZのときは喋りすぎだったのでは…!(笑)
  • 平井先生のありがたいお話。いいスタートを切れたと思います、とかそんな内容だったかと。

とにかく本編のセトリが素晴らしい。ツアー名に相応しい流れだったのではないかと。はじめは曲が始まるたびに「こうくるかー!」と言う感じだったんですが、徐々に睡蓮ワールドにどっぷり。そして、もっと狭いハコかと思っていたのですが、思ってたより広さがあったなーと。照明もすごく綺麗で、より一層楽曲を際立たせていたのではないかと。フロアの雰囲気もすごく良くて、居心地がよかったです。じわじわゆらゆら、あの独特の世界観を堪能できてとっても楽しかったー。睡蓮のライブはすごい雰囲気があってグイグイ飲み込まれて、現世か常世かはたまた何なのコレ!みたいな状態になれるのがすごーく気持ちよくて大好きです。ああ楽しかった…。

アンコール曲がなかったのは少々残念でしたが、本来はアンコールとはそうあるべきだと思うからなあ…。予定調和なアンコールなどと言うものはアンコールではなく、セットリストの一部だと思うのです。ほんとうに聴きたい、ほんとうに聴かせたい、が合致したアンコールこそアンコールなのだ…!…と、個人的にそう思う今日この頃。

WESTも行きたくなっちゃったよどうしよう…。